はじめての人のためのウテナ講座
6話までしかみてない姉の為に、初めての人のウテナ解説。
あらすじは、王子様に憧れてる天上ウテナは学ランを着てスポーツ万能な女の子。彼女の周りは女の子の黄色い歓声が絶えない。そんなウテナは、姫宮アンシーを賞品として取り合い生徒会の面々と争う決闘ゲームに巻き込まれる。生徒会が目指し勝者が手にする世界を革命する力とは…。
とまあ、学園生活パート後に決闘パートがあり登場人物の深掘りが始まる感じで。
が、ウテナの一番の魅力がともかく
「演出」
もう意味わかんないww
アヴァンギャルドすぎるw後にも先にもこんなアニメは出てこなかった。
舞台演劇を意識した書き割りのようなぱきっとした背景、宝塚のような美麗な登場人物、決闘時に流れるジャンル不明の合唱曲。見たこと無い聞いたことない映像が意味不明な演出とともに時間を進めていく。
だからこそ、見る人を選ぶと思う。
意味不明すぎるからねwww突然ギャグパートぶち込んでくるしww生徒会室で真剣な話してるのに野球部が野球し始めてるし、ナイフ投げしてるし、風船が空を埋め尽くすしww突っ込むのもバカバカしくて、だんだんそんなもんと思えるようになって、最終的にには日常になってしまう。
だからこそ、ウテナらしいと言えるようになってくる。暴れカンガルーが出たぞーー!
監督は、美少女戦士セーラームーンシリーズのディレクターや劇場版セーラームーンRを手がけた幾原邦彦。
ウテナを作成したクリエイター集団ピーパパス。
幾原監督が、作成前にみんなで集まって色んな映像や作品を見て意識や価値観を共有していって、さてなに作ろうとなってウテナが動き始めたという話が好き。
劇場版少女革命ウテナを作成後解散。
見事だと思うw
決闘の時に流れる独特な合唱曲は、アングラ演劇の寺山修司手がける天井桟敷の音楽を手掛けたJ.Aシーザー。唯一無二の世界観にバッチりぶつけてきた。
最初は作曲済みのやつを借りてきたけど、途中からJ.Aシーザーが書き下ろしてくれたのはいいけど前奏が長くて困ったって話が好きだw
私は演出とか絵コンテとか作画とかの後のスタッフはわからないから語れるのはこの辺。
さぁって、これ全部姉貴にぶつけるわけにもいかないからどう話そうかなww